6月11日

朝、激しい雨の音で目覚めたのだけれど、昼過ぎには天気が回復して、今は清清しい青空が広がっている。今日で大震災から3ヶ月が経つのだけれど、仙台市内に限って言えば、だいぶ日常が戻ってきた気がする。もちろん場所によっては、青いブルーシートや防護用ネットで覆われた建物があって、地震の爪あとが、しっかりと街中にも残っているのだけれど、それでも平常を装うのが精一杯、と言う生活ではなくなったと思う。正直、心が折れそうになった時期もあったのだけれど、3ヶ月という日を一つの区切りにして、今日から前向きに自分の仕事が進められる気がする。ただ、ちょっと不便な生活を強いられた程度の自分とは違い、今も大変な思いをなされている被災者の人たちのこと考えると、簡単に日常の生活に戻ることは出来ない。個人に出来ることなど限られているだろうけれど、被災者の方々の声に耳を傾け、自分に出来ることを考えていきたい。