2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴッホが色彩を肯定するまでの美術史

クロモクラスム(色彩破壊論)と呼ばれる西欧のキリスト教社会における色彩を巡る論争には長い歴史がある。否定派は「神性」を可視的なものとして表現することは出来ないという立場から、色彩を不道徳で虚栄なものと断罪するが、肯定派は色彩を物質ではなく…